2013年10月15日火曜日

収穫日和。


夏みたいに晴れた日曜日。

お誘い頂いて、
神奈川の泉橋酒造さんの
稲刈りにお出掛けしてきました。


見渡す限りの黄金色の秋の田んぼは、
大きく伸びをして、深く息を吸い込みたくなるくらい
気持ちがよくて、いい匂いがしていました。

こんなにこんなに広いところ、
鎌で刈りきれるのかしら?
っていうそこはかとない心配をよそに、

みんな汗だくでわしわしと稲を
つかんで、ざくっと刈って、

田んぼに積まれた刈り取られた稲の束を、
去年の稲でぐるりと束ねて、

どんどん干されていく。

こども達は大騒ぎでこぞって
蛙を追いかけていました。



作業が終わったあとの、
おもてなしが本当に素晴らしくって。

新米のおむすび(中身の梅干しもゆかりも自家製)、
自家製のおみその豚汁、浅漬け、
相模川の天然あゆ、こんにゃくの田楽、などなど。

心が幸せになるようなお昼ごはんでした。

それから、おいしい日本酒。
生もとの黒蜻蛉純米酒、というのが
とってもおいしかったです。


自然と、お米文化の恵みを
堪能しきった一日。
日本の文化って素晴らしい、
って、身体が納得していました。笑


お誘い下さったのは、大塚屋さん。
練馬で酒屋さんを営まれていて、
日本酒界ではとっても有名な酒屋さんです。

落語会にお酒をご提供下さったり、
なにかおもしろい企画があると、
まきしまいきかくに声を掛けて下さって、
デザインなんかのお手伝いをさせて頂いたり、
とてもとてもお世話になっています。


強すぎる陽射しに照らされて、
お腹がいっぱい、
日本酒でほろ酔いの帰り道、

小田急線で心の底から深く眠った私たちを、
京子さんがそっと起こしてくれたのでした。

小さかった頃の、
真夏の日のプール帰りのようだね、
とみんなで笑ったのでした。

収穫日和。




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