2013年5月24日金曜日

みこりん食堂ぱんの日 5月25日のお献立

今日も暑くて真夏のよう。

陽にあたると、ちょっとだるくなるのは、
なんでなんだろう?

プールとか、海のあとみたいな。

そんな時は、冷たいビールとサンドイッチ!笑

明日はPieni kuppeさんが食パン、イングリッシュマフィンを
焼いて下さいます。

コールスローとハニーマスタードチキンのサンドイッチ、
自家製ツナ(タイムとローズマリーの風味)と
キャロットラペのサンドイッチ、
あとは、ツナメルト。

そして、手作りパテのサンドイッチも少しあります。

スープはカボチャとクミンのポタージュを。

デザートには、Pieni kuppeさんによる
レモンパイ!!わぁいっ。

お裾分けに、スコーンと前回大好評だった、
くるみといちじくのパンも準備して下さるそう。

ぱんの数には限りがありますので、
早めのご来店をおすすめします。

また明日。


みこりん食堂
営業時間:12:00-19:00
住所:武蔵野市吉祥寺本町1-25-21
電話:0422-20-2166

おおきなきがほしい。


小さい頃夢中で読んだ絵本のタイトルだ。

おおきなきが家の庭にあって、
その木の上に小さなお家をつくって、
ホットケーキを焼いたり、
小鳥と話したり、
遠くの街をみたりするお話。

おおきなきがあったらいいなぁ。
おおきなきがあったら。


と何度も考えた。


日曜日、Event Festival Tokyo 2013 の
ランチとアフターパーティのケータリングを
何組かのケータラーさんと一緒に担当させて頂く。

これまで自分たちがやらせて頂いたケータリングの
規模としては、一番大きくて。

はぁ、わたしは今、
とてもおおきなれいぞうこがほしい。

おおきなれいぞうこがあったら、
ゆとりの順序で仕込みができるし、
保存食をたくさん作っても、
ワインをたくさん買っても、
余裕でストックしておける。

あんなものも、こんなものも
たくさん作っておけるのだ。



小さな冷蔵庫に余白を作るべく、
頂いたチーズケーキを
大急ぎで食べる午後。

準備しなくてはいけないことはたくさん。

おおきなれいぞうこの夢に、
ぼんやりしている場合では、ありません。笑

2013年5月22日水曜日

保存食を作ること。


らっきょうの季節。

スーパーにらっきょうが並ぶと、
ちょっとそわそわして、
寝ても覚めても、
らっきょうを漬けなくちゃ、という
思いに駆られる。

いつの間にかその季節ははじまって、
なんのお知らせもなくスーパーから
消えてしまい、また会えるのは、
一年も先のこと。


だから、
らっきょうの季節がやってくると、
あれから一年たったのだなぁ、と
思ったりして。

去年のあの頃も、こうしてらっきょうの皮をむいていたな、
なんて思いながら、

去年のらっきょうから、
今年のらっきょうまでの一年を、
ちょっと振り返ってみたりする。笑


保存食というのは、
おしなべて少し手間がかかるから、

時間がたっぷりとあって、
気持ちにゆとりがある時でないと
なかなか出来ない。

だから、ジャムも、梅も、シロップも、
それを作っている時は、いつも
とても贅沢で幸せな時間だ。

瓶の中に、その幸せな時間を一緒に詰めて
いるのかもしれない、
なんて思ったりする。笑



今年のらっきょうはおいしくできるかな。

おいしいカレーを作ろう。
タルタルソースにも入れたりしよう。

瓶の蓋を開けたなら、
今日の幸せを思い出すだろうか。


2013年5月17日金曜日

トーキョーについて TOKYO⇄EDO4 。


今回で、第4回目を迎える
立川志の春さんとの落語会TOKYO⇄EDO。
(http://www.3331.jp/schedule/001974.html)

トーキョー・トゥー・エド・トゥー・トーキョー

と読む。

東京の毎日、
東京に暮らす私たちの毎日。

江戸の毎日、
江戸に暮らす人々の毎日。


初めて落語を聞いた時、
東京と江戸の人々の暮らしが、
一瞬のうちに交錯して、
近くてとても遠い旅へ連れて行ってくれた。

その感動は、
今も変わらない。


「東京」もしくは「トーキョー」
という言葉が持つ意味合いや、
その言葉のイメージや背景。

みたいなものは、

音楽家の曽我部恵一くんからとても影響を受けていて、


多感だった頃、
(今でも十分に多感な頃のような感じもするけれど、笑)

呼吸するみたいに彼の音楽と暮らしていた。

誰にでもそういう時期や音楽があるように。


この落語会を企画しようと考えて、
会のタイトルを決めて、
「東京/トーキョー」にしようと思った時に、
コピーライトは曽我部くんが持っているような気がして、

毎回、落語会のチラシを、
彼の持つお店であるところの
CITY COUNTRY CITYに置かせて頂こうと思った。

敬意を表して。感謝を込めて。


お昼過ぎ、CCCに行ったら、
わいわいとお客さんがいて、
ちょっとワイルドな音楽がかかっていて、

けれど、
今日から始めたというジェノベーゼの
初夏みたいなパスタを食べていたら、
少しずつ静かになって、

Lantern Paradeの「夏の一部始終」
という名前の、とてもきれいな音楽に、

シルバーを拭くかちゃかちゃとした小さな音、

傾き始めたきらきらの陽射し。

ちょっとだけ頼りない気持ち。


CCCの夕暮れ時は、
ずっとずっとそこにいられそうな位
気持ちがよい。


大きな窓から見えていたのは

トーキョーの空だった。



みこりん食堂 5月18日のお献立


明日のみこりん食堂は、
毎年恒例の「長野の山菜の天ぷら定食」です。

今年も、父が、大事なひみつのスポットから
採ってきてくれた天然の山菜。

たらの芽、こしあぶら、こごみの3種類を
天ぷらにして。

天つゆではなくて、お醤油かお塩で食べるのが
とってもおいしいのです。



姉妹も小さかった頃は、
週末のお遊びに、父の山菜ハンティングに
連れられて行ったものでした。

山育ちの父は、
平地よりも早いスピードで、
あっという間に私たちの前から山の奥へと
姿を消してしまいます。

置き去りにされた山の手前あたりをぶらぶらしながら、
母と妹と「お父さんが帰ってこなかったらどうしよう」
ごっこをよくしたものです。

最初は遊びだった「お父さんが帰ってこない」も、
父の歩く音さえ聞こえなくなった山の中では
しばしば本当に帰ってこないように思えて、
不安な気持ちでいると、

想像と全く違った方向から
父が軽快に歩く足音が聞こえたかと思うと、
袋いっぱいの山菜と満足そうな父の顔が
木の間からひょっこりと現れて、

心底ほっとしたのを、今でも、
昨日のことのように覚えています。


今日、お礼の電話を父にすると
「みんなで分けておいしく食べてね」とのこと。

母によれば、この一週間、
金曜日に一番おいしい状態で山菜を届けることで、
父の頭はいっぱいだったそう。笑

いつもお世話になっているみなさんへ、
父からの年に一度のお礼です。


お腹を空かせていらして下さい。


みこりん食堂
営業時間:12:00-19:00
住所:吉祥寺本町1-25-21
電話:0422-20-2166





2013年5月10日金曜日

みこりん食堂 5月11日のお献立

なんだか、曇ってきましたね。
週末は雨になるのかしら。

さて、今週は、

鰯の酢〆の定食と
久しぶりの
唐揚げ定食。

鰯の酢〆は、まき家の母の味。
定番のごはんのおかずでした。

お酢で〆た鰯をお醤油に少しつけて、
ほかほかの白いごはんと一緒に食べる。
必ず、なぜかわかめが添えられていた気がします。

そのお家独特の、このメインには、
このおかず、という決まりってありますよね。笑

唐揚げも、明日は母の得意の味付け、
をリスペクトして作ってみようと思います。

おかずは他に、
香川土産の新たまねぎのおかか和え、
白瓜としその浅漬け、
たまご焼き
小豆島土産のきくらげの佃煮。

おみそ汁とほかほか白ごはんで、
お待ちしています。

デザートに白玉に冷たいゆであずきを添えたもの、
も考えています。


さて、今日はこれからNYで居候をさせて頂いていた、
Book mateと久しぶりの再会です。

みなさんも素敵な金曜日のよるを。

またあした。


みこりん食堂
営業時間:12:00−19:00
住所:武蔵野市吉祥寺本町1-25-21
電話:0422-20-2166

2013年5月9日木曜日

early summer


とても久しぶりにコーラを飲んだら、
夏の味がした。



early summer

という言葉が連れてくるもの。


小粒のいちご。
きみどりいろのグリーンピース。
鰹のたたき。

コールスローのサンドイッチ。

買い置きの炭酸水
買い置きの発泡酒。

新しいワンピース。
新しいサンダル。
もしくは、スリッポン。

ピクニック。

キャンプの妄想。

海辺のパーティを紹介する
海外の雑誌。


ベランダに揺れる、
冬用の毛布。

リネンのクッションカバー。


午後の風が誘うお昼寝。

毎日がこんなお天気だったらいいのにな。

という夢見がちな夢。


early summer 。

レモンの入ったコーラ。

少し切ない夕暮れ。







2013年5月7日火曜日

旅の思い出。


GWにおやすみを頂戴して、
香川を旅行してきました。

香川と言ったら、そう!
讃岐うどんです。

旅の間中、寝ても覚めても、
うどん、うどん。

瀬戸内の島と島をつなぐフェリーの中でも、
朝七時の朝ご飯にも、
小腹がすいたおやつにだって。

ひとつ食べると、もっともっと食べたくなる。
お腹よ、いっぱいにならないで。



そんなうどんツアーのなか、
こころを奪われたのが「お揚げ」さん。


セルフ方式のおうどん屋さんのレーンを進むと、
おでんや天ぷらや、揚げ物と並んで、
おつゆがだくだくのバットに、
三角になったしみしみのお揚げがこんもりと。

トングでつまみ上げて、
かけうどんにふわっとかぶせる。

はぁ。

東京で食べるお揚げよりも厚みと重みがあって、
しっかりとお豆腐の味がする。
いりこのお出汁でちょっと甘めの味付け。

もう、おいしいのです。笑


スーパーマーケットに偵察に行くと、
香川のお揚げさんは真四角が基本形のよう。

おみやげに買って、さっそく炊いてみました。

油抜きをしている間も
大豆のいい匂いがして。

はぁ、おみやげのおうどんも、
さっそく茹でようかな。ふふふっ。