今回で、第4回目を迎える
立川志の春さんとの落語会TOKYO⇄EDO。
(http://www.3331.jp/schedule/001974.html)
トーキョー・トゥー・エド・トゥー・トーキョー
と読む。
東京の毎日、
東京に暮らす私たちの毎日。
江戸の毎日、
江戸に暮らす人々の毎日。
初めて落語を聞いた時、
東京と江戸の人々の暮らしが、
一瞬のうちに交錯して、
近くてとても遠い旅へ連れて行ってくれた。
その感動は、
今も変わらない。
「東京」もしくは「トーキョー」
という言葉が持つ意味合いや、
その言葉のイメージや背景。
みたいなものは、
音楽家の曽我部恵一くんからとても影響を受けていて、
多感だった頃、
(今でも十分に多感な頃のような感じもするけれど、笑)
呼吸するみたいに彼の音楽と暮らしていた。
誰にでもそういう時期や音楽があるように。
この落語会を企画しようと考えて、
会のタイトルを決めて、
「東京/トーキョー」にしようと思った時に、
コピーライトは曽我部くんが持っているような気がして、
毎回、落語会のチラシを、
彼の持つお店であるところの
CITY COUNTRY CITYに置かせて頂こうと思った。
敬意を表して。感謝を込めて。
お昼過ぎ、CCCに行ったら、
わいわいとお客さんがいて、
ちょっとワイルドな音楽がかかっていて、
けれど、
今日から始めたというジェノベーゼの
初夏みたいなパスタを食べていたら、
少しずつ静かになって、
Lantern Paradeの「夏の一部始終」
という名前の、とてもきれいな音楽に、
シルバーを拭くかちゃかちゃとした小さな音、
傾き始めたきらきらの陽射し。
ちょっとだけ頼りない気持ち。
CCCの夕暮れ時は、
ずっとずっとそこにいられそうな位
気持ちがよい。
大きな窓から見えていたのは
トーキョーの空だった。
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