2013年5月22日水曜日

保存食を作ること。


らっきょうの季節。

スーパーにらっきょうが並ぶと、
ちょっとそわそわして、
寝ても覚めても、
らっきょうを漬けなくちゃ、という
思いに駆られる。

いつの間にかその季節ははじまって、
なんのお知らせもなくスーパーから
消えてしまい、また会えるのは、
一年も先のこと。


だから、
らっきょうの季節がやってくると、
あれから一年たったのだなぁ、と
思ったりして。

去年のあの頃も、こうしてらっきょうの皮をむいていたな、
なんて思いながら、

去年のらっきょうから、
今年のらっきょうまでの一年を、
ちょっと振り返ってみたりする。笑


保存食というのは、
おしなべて少し手間がかかるから、

時間がたっぷりとあって、
気持ちにゆとりがある時でないと
なかなか出来ない。

だから、ジャムも、梅も、シロップも、
それを作っている時は、いつも
とても贅沢で幸せな時間だ。

瓶の中に、その幸せな時間を一緒に詰めて
いるのかもしれない、
なんて思ったりする。笑



今年のらっきょうはおいしくできるかな。

おいしいカレーを作ろう。
タルタルソースにも入れたりしよう。

瓶の蓋を開けたなら、
今日の幸せを思い出すだろうか。


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