2013年11月7日木曜日

立冬のおひるごはんに。



今日は立冬だそう。

くもり空が、冬を呼んでいる。


秋と冬の食材は、白が美しい。

今日のおひるごはんは、
白菜とツナの豆乳クリームのパスタと
熟したラフランスにクリームチーズ。

益子のお皿に白の階調がきれい。


食べ終わるころに、
冬の陽射しが差し込んだ。


2013年10月18日金曜日

みこりん食堂 10月19日のお献立


風が冷たくなって、
いよいよ秋らしくなってきましたね。

明日のみこりん食堂は
煮込みハンバーグとかにクリームコロッケの
定食にします。

ハンバーグだけでも、
クリームコロッケだけでも、
それから両方ひとつずつの定食も。

つけ合わせはスパゲッティと
かぼちゃの何か。
おみそ汁は大根がいいかなぁ。

もちろん、りんごぎゅうぎゅうの
アップルパイも準備します!

はけ市で好評だった自家製レモンシロップで
あたたかいレモネードもつくろうかな。


腹ぺこさんにも。

お茶とケーキの午後にも。

みこりん食堂はあたたかく営業中。
みなさんのお越しをお待ちしています。

ストールをぐるっとはおって
お出掛け下さい。


みこりん食堂
営業時間:12:00−19:00
住所:武蔵野市吉祥寺本町1-25-21
(JR吉祥寺駅北口を出て右側に。線路沿いを進んで、
ナポリタン屋さんの角を入ってすぐ。)
☎:0422-20-2166

2013年10月17日木曜日

白と黒の秋の旅。


台風が過ぎ去って、
急に寒くなりましたね。


毛布をもう一枚。
ストールとカーディガン。
そんなお天気。

お出掛けもいいけれど、
あったかなお家で本を読むのもいい。
そんなお天気。


先日、ミーティングの帰りに寄った代官山の
本屋さんの、大好きなお料理の雑誌のコーナー。

Donna hayのblack & white issueが
底抜けに素敵でした。

ページを開くたびに
白と黒のお料理が誘う素敵な世界。

遠い遠い妄想の旅。

白と黒。


秋の夜長に
脳内トリップ。

マグカップを片手に
少しだけ遠くまで。


いつか自分たちでもやってみたいな。

BLACK & WHIE ISSUE







2013年10月15日火曜日

収穫日和。


夏みたいに晴れた日曜日。

お誘い頂いて、
神奈川の泉橋酒造さんの
稲刈りにお出掛けしてきました。


見渡す限りの黄金色の秋の田んぼは、
大きく伸びをして、深く息を吸い込みたくなるくらい
気持ちがよくて、いい匂いがしていました。

こんなにこんなに広いところ、
鎌で刈りきれるのかしら?
っていうそこはかとない心配をよそに、

みんな汗だくでわしわしと稲を
つかんで、ざくっと刈って、

田んぼに積まれた刈り取られた稲の束を、
去年の稲でぐるりと束ねて、

どんどん干されていく。

こども達は大騒ぎでこぞって
蛙を追いかけていました。



作業が終わったあとの、
おもてなしが本当に素晴らしくって。

新米のおむすび(中身の梅干しもゆかりも自家製)、
自家製のおみその豚汁、浅漬け、
相模川の天然あゆ、こんにゃくの田楽、などなど。

心が幸せになるようなお昼ごはんでした。

それから、おいしい日本酒。
生もとの黒蜻蛉純米酒、というのが
とってもおいしかったです。


自然と、お米文化の恵みを
堪能しきった一日。
日本の文化って素晴らしい、
って、身体が納得していました。笑


お誘い下さったのは、大塚屋さん。
練馬で酒屋さんを営まれていて、
日本酒界ではとっても有名な酒屋さんです。

落語会にお酒をご提供下さったり、
なにかおもしろい企画があると、
まきしまいきかくに声を掛けて下さって、
デザインなんかのお手伝いをさせて頂いたり、
とてもとてもお世話になっています。


強すぎる陽射しに照らされて、
お腹がいっぱい、
日本酒でほろ酔いの帰り道、

小田急線で心の底から深く眠った私たちを、
京子さんがそっと起こしてくれたのでした。

小さかった頃の、
真夏の日のプール帰りのようだね、
とみんなで笑ったのでした。

収穫日和。




2013年10月11日金曜日

みこりん食堂 10月12日のお献立

今日も夏みたいな一日でしたね。

明日のみこりん食堂は「ぱんの日」を
予定していましたが、
pieni kuppeさんのご都合が悪くなってしまったので、
通常の「定食の日」にしようと思います。


明日のお献立は「ロールキャベツ」。
たっぷりのお出汁で炊いた、
和風のロールキャベツにしようかな。

お魚は秋刀魚の塩焼き。

つけ合わせは秋なすの煮付けと、
マカロニサラダ。
おみそ汁はじゃがいもとわかめ。

そしてそして、ごはんは
いろいろなきのことごぼうで、
炊き込みごはんにしようと思います。


食卓に秋を。笑

あっ!季節になったので、
明日からアップルパイもはじめます。

さっぱり煮て、
パイにぎゅうぎゅう詰めにするつもりです。


秋の食材のこと、
考えているだけで幸せです。笑


みこりん食堂
武蔵野市吉祥寺本町1-25-21
営業時間:12:00−19:00
電話:0422-20-2166

2013年9月20日金曜日

海辺の、できごと。




夏の終わりに、
海へ小さな日帰り旅行に。


大きすぎる台風が通り過ぎていったそのよる、
肌寒い真夜中に、車に乗り込む。

台風とよるの出発は、
キキみたいな気分だった。


釣りをしたくてしたくてたまらない
チームメイト達。
休日の終わる真夜中の高速道路は、
私たちの車だけ。
流れていく車窓。
星がきれい。


風の強い海辺で、
みんなが作ってくれた
鮭のおむすびとか、からあげとか、
おいなりさんとか、たまご焼きとか、
たまねぎのスープとかを食べたりして。

はぁ。
誰かの作ってくれるごはんって、
なんておいしいんだろう。


浜辺に寝転がって、
よるが明けていくのをみていた。


太陽が出ると、
陽射しはとっても暑くって、
風は、秋の風。

夏と秋の宙ぶらりん。

台風でいろんなものが打ち上げられた
浜辺をひやかしたり、

本を読んだり、

コーラ飲んだり、

たまに釣り竿をにぎったり。


わいわいとおしゃべりをしながら、
真剣に釣り糸を垂れながら、
みるみると日に焼けて行く
みんなの笑顔がとても愛おしかった。


防波堤での釣りに
夢中になりすぎたわたしたちは、

満ちて来た潮に気づかずに、

サンダルを脱いで
慌てて浅い海をばしゃばしゃと越えて
楽しい休日を終えた。

海を渡りそびれるところだった。笑


夏のおわりの、
ちいさな冒険のお話。

夏の陽射しと秋の風。


2013年9月13日金曜日

みこりん食堂 9月14日のお献立

週末は台風が近づいてくるみたい。
台風の日って、嫌いじゃありません。笑


明日はとっても久しぶりのみこりん食堂の
「定食」の日です。

お献立はさんまの塩焼きと
ハンバーグのきのこソース。

つけあわせには、
長野のおうちで採れたじゃがいもで
ポテトサラダと、たまご焼き、
里芋と白ごまのおみそ汁 などなど、
を考えています。

涼しくなって、ごはんがおいしくなって、
秋が深まっていくんだな。

どんな素敵な
どんなおいしいことが
詰まった秋に
なるのかな。

楽しみだね。笑


みこりん食堂
営業時間:12:00−19:00
住所:武蔵野市吉祥寺本町1-25-21
電話:0422-20-2166

2013年9月11日水曜日

なすとトマトのグラタン。


夏が終わりかけていますね。

今年の夏は、少しゆっくりと長野の実家に帰って、
おいしい野菜をたくさん食べたり、
温泉に入ったりして、とてものんびりと過ごしました。


お料理上手の母の、
結婚をしてからのレシピブックをぱらぱらと
めくっていたら、
とても懐かしいメニューを見つけました。

こどもだった頃、
私が一番大好きだった「なすとトマトのグラタン」。

私が幼稚園生だった頃
母がお料理教室で習ったメニューなので、
とても年季が入っている。笑


学校の行事なんかでどこかお泊まりに行ったりして、
おうちのごはんが食べられない時、
母は必ず「帰って来たら何が食べたい?」と聞いて
おうちを送り出してくれました。

私は決まって、この
「なすとトマトのグラタン」をリクエストしました。

熱々のおなすととろとろのトマトとミートソース、
チーズがこげて、かりかりになったはしっこ。

夏の冒険のわくわくと、
おうちに帰った安心感。


帰省した実家では、
母が

「これお父さんが好きなの」
「この間お父さんがこれ食べたいって言ってたから」
「お父さんきっと喜ぶよ」
と、代わらずに家族のためにお料理をしていました。


おいしいものをつくることよりも
大切なことが多分あって、

誰かを大切に思う気持ちに
お料理があれるように、

そんな風になにかを
つくっていたい、

と、思ったのでした。


2013年8月31日土曜日

昨日のみこりん、今日のみこりん。 8月31日のお献立



木曜日のよるは、
少し久しぶりに「よるのみこりん食堂」でした。

長野から届いて、きれいでおいしい野菜を目の前に、
メニューがどんどんと拡がって、
とても充実した仕込みの時間でした。

相談をしてメニューを決めて、
準備をして、
夜がはじまって、

みんながぽつぽつと集まってくるのを

夏の終わりのよるがふけていくのを

ばたばたとオーダーをこなしたり、
おしゃべりしたり、
ワインをいれたり、
笑ったりしながら、

眺めているのは
とてもとても幸せで、

いつかレストランを開くのも
素敵だな。

と、ふと思ったりしました。

「おいしい」というみんなの笑顔が
いつも私たちを幸せな気持ちにしてくれます。


今日は、夏が帰って来たみたいなお天気。
のんびりとパンケーキを焼いています。

みんながおかわりをしてくれるのが楽しくて、
たくさんたくさん焼きたくなる。笑


昨日のみこりん
今日のみこりん。



2013年8月9日金曜日

みこりん食堂ぱんの日 8月10日のお献立

暑いですねー!
夏、でしか、
ないですね。笑

さて、
明日の食堂は8月のぱんの日。

前回最速の売り切れ記録を出した
幻のpieni kuppeさんのバーガーバンズの
ハンバーガー、再び!です。

夏はごはんがなかなか喉を通らないから、
さくっとおいしいパンに。
みんなが大好きハンバーグをはさんで。

トラディショナルなハンバーガー。

揚げたてポテトフライを添えて。

明日は、白ワインに自家製の柑橘シロップを入れた、
夏のスプリッツァーも準備しようと思います。

デザートは、今回も「サマーローリー」。


夏をお皿に乗っけて、
「ぱくり」っとほおばって下さい!

数は十分準備したつもりですが、
売り切れがご心配な方はご予約をどうぞ。
(ちなみに、既に3つご予約承っております。)

ではでは、また明日。
Have a lovely summer Friday night!


みこりん食堂
営業時間:12:00−19:00
住所:武蔵野市吉祥寺本町1-25-21
☎:0422-20-2166

2013年8月2日金曜日

みこりん食堂8月の予定とよるのピクニックのお知らせ

夏の時間はあっという間に
過ぎゆきます。

いつのまにか7月が終わって8月に。

暑い毎日をみなさんはいかがお過ごしですか?


明日は、日曜日に企画しているピクニックの
準備のため、おやすみを頂戴します。

ピクニックは、恒例の井の頭公園三角広場にて。
http://www.facebook.com/events/685067788177382/

いつも一緒に活動しているケータリングチームで
お料理を準備、そして、たなかようこの会の
パープラ(パーティープランナーの略、笑)である、
たなかさんに会場のデザインをお願いしています。

夕涼みの夏、どうぞお出掛け下さいませ。


今月の営業予定は
来週10日(土)がぱんの日。
前回、最速の売り切れで、
「幻」となったハンバーガーの日リベンジです。笑

17日(土)はお盆休みを頂戴して、
24日(土)、31日(土)は通常営業の予定です。

そして、月に一度の「よるのみこりん食堂」、
今月は8月22日(木)を予定しております。

夏をおいしく楽しめるように、
おいしいごはんでお待ちしております。

どうぞご予定、お出掛け下さいませ。

2013年7月26日金曜日

みこりん食堂ぱんの日 7月27日のお献立

今日はちょっと久しぶりに、
とってもとっても暑くて、
真夏の一日、という感じですね。

午前中は田無の農家さんにお邪魔して、
緑と太陽をたっぷり吸収しました。笑


明日のぱんの日。
pieni kuppeさんと7月のぱんを相談していたところ
ふたりが偶然にも声を揃えたもの。

そう、今月は「ハンバーガー」!

ぱんから手作りの、
なにもかも手作りバーガー。
お好みでチーズやアボカドを挟んで。

もちろん、
揚げたてのフレンチフライを添えて。


そして、私がとても楽しみにしているのがデザート。
私が世界で一番好きなケーキ。
サマーローリー」です。

この度、奇跡的にレシピが発掘されたそうっ!!
もう二度と食べられない、と思っていたので、
本当に幸せです。

軽くて、おいしい、
夏を食べるみたいなケーキなので、
ぜひみんなに食べて欲しいな。

おすそ分けパンは、クロワッサンを
ご準備頂けるそうです。

ぱん、ケーキ共に、
数に限りがありますので、
みなさん意気揚々とお出かけ下さいませ!

ハンバーガーとビールの午後。
夏です。


みこりん食堂
営業時間:12:00−19:00
住所:武蔵野市吉祥寺本町1-25-21
☎:0422-20-2166

2013年7月23日火曜日

アイスコーヒーの午後に。


私は普段、コーヒーをあまり飲まない。
のだけれど、今年の夏は、アイスコーヒーが
とてもおいしい。

お昼間の暑いキッチンで、
やかんを火にかけてお湯を沸かして、
ドリッパーににたっぷりのコーヒー豆を入れて。

いつもより、とっても濃くコーヒーを淹れる。

氷をぎゅうぎゅうにしたグラスに、
濃いコーヒーを注ぐと、

ちりちりと氷が溶けて、
夏の、アイスコーヒーができる。


いつもは食べない甘いものを
ちょっと食べたりして。

苦くて冷たいコーヒーと、
小さな甘いマフィン。

窓の外は眩しくて、
太陽がじりじりしている。

お部屋の中は涼しくて、
コーヒーの後は、
きっと少し、
お昼寝してしまうはず。




2013年7月5日金曜日

みこりん食堂7月の予定 と 7月6日のお献立 

7月に入りましたが、
まだまだ梅雨らしい毎日。

明日のお献立は夏らしいリクエストを頂いて、
豚の冷しゃぶ定食にしようと思います。
薬味いっぱいのしゃきしゃきのサラダに、
おいしいポン酢をかけて。

お魚は明日の様子で、
鰹か、鰯か鯵あたりを、
同じく薬味のサラダと召し上がって頂こう。

つけ合わせはかぼちゃの炊いたの。
長野から届いたわらびをお揚げさんと炊いたの。
おみそ汁は新じゃがとわかめにしようかなぁ。



7月は毎週土曜日の営業のほかに、
「よるのみこりん食堂」を今月も開催。
7月11日(木)18時オープンを予定しています。
今回も小さくておいしいおつまみを沢山と、
〆の逸品を準備してみなさんのお越しをお待ちしております。

そして、7月の「ぱんの日」は
27日(土)を予定しています。
今月はどんな素敵なぱんが届くかな。
どうぞお楽しみに。


みこりん食堂
営業時間:12:00−19:00
住所:武蔵野市吉祥寺本町1-25-21
電話:0422-20-2166

2013年6月28日金曜日

みこりん食堂 6月29日のお献立

6月も、あっという間に終わりを迎えそう。

雨が続くかと思ったら、
真夏みたいな陽気になったり。

今週は、私がどうしても最近食べたいもの。
「餃子」定食にします!

一人暮らしをしていたりすると、
おうちで餃子ってなかなか作れないですよね。

けど、おうちの餃子って、手作りの
独特のおいしさがあるなぁ、と思って。

半分は普通の、
半分は青じそを挟んだの。
にしようと思います。

中華風春雨さらだと、
小松菜のおひたし、
中華風コーンクリームスープに
ほかほかごはん。

ごはんとスープなしで、
ビール!なんていのもよい。


たくさん包むので、
たくさん食べに来て下さい。

街の中華屋さん気分で開店していまーす!


みこりん食堂
営業時間:12:00-19:00
住所:武蔵野市吉祥寺本町1-25-21
電話:0422-20-2166


2013年6月26日水曜日

coupeとsenkiyaさんの日々。




2週間に渡って、川口のsenkiyaさんで行われた
靴屋のcoupeさんの展示・受注会が先週の日曜日に終了。

最終日はクロージングイベントとして、
宮内優里さんのライブ「くつやのおんがく」が
行われました。

打合せの段階では、季節的に「絶対雨だよね。」と
話していたのですが、当日は暑いくらいのお天気。
大好きなsenkiyaさんのお庭でcoupeさんの靴作りの音を
サンプリングしながら、その場で宮内さんが曲を
作り上げて下さる、というとても贅沢で楽しい会。

お子さんが多くて、
みんな楽しそうに靴作りを眺めたり、
音楽に手拍子をしたり。

完成した靴を覗き込む子ども達を見ていたら、
もうすっかり、泣きました。笑

桃源郷のようでした。笑


私は「くつやのことばあそびのピンチョス」を
パーティフードに製作。

靴のクリーム【shoe cream】から
プラムとルバーブのコンフィチュール入り
クリームチーズのシュークリーム。

靴底【sole】から舌平目のムニエルと
プチトマトのピクルス、ズッキーニのグリル
のピンチョス。

木型に盛るパテ【putty】から、
パテ・ド・カンパーニュと
グリーンオリーブ、バゲットのピンチョス。

くつやダジャレです。笑






















会期中に二回出店させて頂いた、
ホットドック、ナポリタンパン、
焼きそばパンもご好評頂きました。

パンはおなじみ、pieni kuppeさんに
特別に焼いてもらいました。


いろいろな繋がりと出会いがあって、
senkiyaさんの持つ空間のミラクルを
日々感じました。

本当に、素敵な空間、素敵な人達が集う場所。

まだまだ素敵な日々にぼんやりしながら、
またいつか、お料理しに行きたいな。


coupesさん、お誘い本当にありがとう。
お疲れさまでした!

senkiya高橋さん、ありがとうございました。

そして、お料理を召し上がって下さったみなさん、
ありがとうございました。

See you soon!!

2013年6月21日金曜日

みこりん食堂 6月21日よるのお献立

雨がしとしと降っていますね。
一週間お疲れさまでした。

今週、いつもみこりん食堂として
場所をお借りしているmikorinの店主は
北欧へバカンスに。

というわけで、今週のみこりん食堂は、
特別に、本日よる営業をします。

一押しは、ふわふわとろりの和風オムレツ。
ケータリングの相方であるあみちゃんが、
その場で一つずつ焼いてくれます。
一番出汁をあんかけにしてたっぷりかけて、
召し上がれ!

それから、旬の鰹のづけ、
中華風キュウリとモヤシの和え物、
チャーシュー、里芋と鶏肉のオイスター煮、
ハチクのシナチク。

そして、みこりん食堂の常連さん、
りりちゃんが、スペシャルカレーを
提供をしてくれます!

あー、わくわく楽しみなよる!!

開店は19時から。
お誘い合わせの上、お腹を空かせて
遊びに来て下さい。


尚、明日のみこりん食堂ひるの部は
おやすみを頂戴します。あしからず。

みこりん食堂
住所:武蔵野市吉祥寺本町1-25-21
☎:0422-20-2166

2013年6月18日火曜日

手仕事のこと。


その人が、
長年の中で培ってきて、
身体に染み付いた動き、
や、その手、みたいなものを、
私はとても尊敬をしていて、
そいうことをとても愛おしく思っている。


同じ大きさに切られていく
シフォンケーキ。

細かい線のある紙に、まっすぐに、
複雑に引かれて線。

何か分からない機材と機材が、
何か分からないラインできれいに
つながれていく。

重ねられて、まっすぐに,
緩やかに、裁たれていく生地。

シャッターを押す瞬間の、
呼吸。


そいうものを目の当たりにすると、
尊敬と幸せに満ちたような気持ちになる。


現在、川口のsenkiyaさんで開催されている、
靴屋のcoupeさんの展示会で、
お料理を提供させて頂いている。

靴を試着されているお客様の、
足下にすっとしゃがんで、
靴屋の彼らが
靴と、足の様子を丹念に探る姿を見るとき、

私はいつもとても崇高なものを
見ているような気持ちになる。

今、目の前に見ている、
何気ないその光景に至るまでに、
かかったであろうはずの、
とても長い年月に思いを馳せてしまう。

それを支えてきたはずの、
靴作りへの想い、や、愛、
みたいなもののことを
考えてしまう。


手を使って仕事をする人達の、
時々の何気ない仕草に、
その人が長い時間をかけて、
何かと大切に向き合ってきた気持ち、
みたいなものを思う。

胸がとても、ぎゅぅ、となる。


senkiyaさんのお庭は、
今あじさいが色づいて、
とてもきれいです。

お料理がお暇になった時間の、
傾いた陽のなかで、
そんなことを考えていた。

とても幸せな日曜の午後でした。

2013年6月14日金曜日

みこりん食堂 6月15日のお献立

雨が止んで、
すこしほっとしたような気持ちの夕暮れ時。

昼でもない、
夜でもない間の時間は、
なぜかちょっと許されたような気持ちになる。


梅雨、といったら鰯である。
鰯と定食といったら、
鰯のフライ定食なのである。

この時期の、お魚屋さんの店先に並ぶ、
ぷりっ、とした鰯の前を素通りすることができなくって、
しばしぼんやり眺めてしまう。

お隣には、お魚博士の小学生男子。
仲間意識。笑


フライをするなら、明日のお肉の定食は、
メンチカツにしようかな。

鰯フライをひとつ、
メンチカツをひとつ、
のミックスフライの定食もできます。


フライの定食とビール
なんて、
なんだか素敵な週末の予感で満ちあふれる
響きだ。


つけ合わせは、クラシカルに
千切りきゃべつ、ポテトサラダとナポリタン。
おみそ汁は小松菜。

炊きたてごはんを準備して。


どうぞ腹ぺこでお立ち寄り下さい。


みこりん食堂
営業時間:12:00−18:00
住所:武蔵野市吉祥寺本町1-25-21
☎:0422-20-2166

2013年6月13日木曜日

おいしい交燗日記。

雨ですね。
梅雨ですね。


雨の日は、部屋の中で
長い手紙でも書いてみたくなる。笑

今日は最近はじめた交燗日記について。



落語会などでご一緒して頂いている
「カイ燗」さんに、最近おつまみを
お届けしている。

店主の小倉さん曰く、
「おかずおあばさん」。

毎週2〜3品、
好きなものを作ってお持ちする。

基本的にメニューはお任せで、
「その方がおもしろいから」と
おっしゃって頂いて、
現在いろいろと模索中。


小倉さんのお燗酒に合いそうなおかずを考えて、
おかずに合いそうな燗酒を考えて頂く。
さながら、交換日記のようだ。


夕方におかずを届けに行くと、
開店前のちょっと気怠い店内に、
小倉さんが開店の準備や、ムービーの編集や、
伝票の処理なんかをしていて、
「今日はなに?」
「今日はこんなの」
から始まって、いろいろ打ち合わせたり、
もろもろおしゃべりをしたりして。

別の打合せに来ていたお友達と一緒に、
そこからついつい一杯呑んだり。笑


夜のみなさんのゆったりとした燗酒のひと時に、
ちょっとほっとして、ほんの少しはっとするような、
そんなものが作れたらいいな。


そのとき作ったお料理をみると、
そのときの気分を思い出す。
日記みたいに。


いつか、とてもとても厚い日記になる日がきたら、
「燗酒とおかずの交燗日記」という名前をつけて、
まとめてみたい。

そのときに思い出すのは、
どんな気分だろう。




写真は
きゅうりとカブのピクルス、
砂肝とキノコのコンフィ、
そらまめとブルーチーズのポテトサラダ。

写真は夕方のカイ燗打合せ仲間の、
松岡幸宏くんによるもの。



2013年6月7日金曜日

みこりん食堂 6月8日のお献立


梅雨入りしたものの、
すっかり夏のよう。

夏野菜の季節ですね。
はぁ、夏野菜、大好き。


今日スーパーへ買い物に出かけたら、
武蔵野で採れたばかりの、大きなピーマンが。

つやつやとしてきれい。
青臭くて、ちょっと苦くて、
たっぷりと甘いピーマン。

というわけで!
明日はピーマン肉詰めの定食です。

お魚はサーモンのムニエルか、
ブリの照り焼きを、明日のお魚屋さんの
感じで決めようと思います。

つけ合わせはサラスパと、
なすのマリネなんかにしようかな。

それに、ごはんとおみそ汁がつきます。


デザートに、
クラシックなタイプのプリンを
焼いてあります。


明日もとってもいいお天気になるそう。
お腹を空かせて、ぜひお出かけ下さい。


みこりん食堂
営業時間:12:00-19:00
住所:武蔵野市吉祥寺本町1-25-21
☎:0422-20-2166

2013年6月4日火曜日

一年の後。


去年の6月の、いもうとの誕生日に始まった会がある。

たなかようこの会。

たなかさんといもうとようこが主催をしている会で、
いもうとチームが月に一度程度集まって、
みんなでごはんを食べる、という会。

去年の6月、
「いつもお世話になっているみんなに、
今年はようこからお礼をする!」
となぜかいもうとは張り切ってパーティを催した。
フラワートルティーヤのタコスの会、
だったと思う。
31の大きすぎるアイスクリームのケーキが食べきれなくて、
その後うちの冷凍庫に長いこと鎮座していたのを覚えている。


あれから一年。
たくさんの乾杯をして、
たくさんのお誕生日をお祝いし、
それはそれはたくさんのごはんを食べ、
終わらないおしゃべりを繰り返した。

たなかようこのメンバーが、
落語会を手伝ってくれたり、
このあいだは大きなピクニックも主催した。


あれから、たった一年だけれども、
それぞれを取り巻く情況や立場は、
少し、人によっては大きく変化して、
いちばん小さなメンバーのなおちゃんに関しては、
片言のおしゃべりをはじめた。


日曜日、
いもうとのお誕生日と、
たなかようこの会をの一周年をお祝いして、
みんなでおめかしをしてレストランに。

いもうとに秘密で計画したお祝いに、
まったく気づいていなかった彼女は、
そのレストランの個室の扉が開いた瞬間、
大集合していたみんなに
驚きすぎて、泣いた。笑


たなかさんが、
いもうとへのサプライズムービーと共に、
一年間おねえちゃんがたくさん
お料理を作ってくれたので、と
撮りためていてくれた写真を
ご褒美にまとめてくれたので、
よろしかったらご覧下さい。




ここからの一年の後、は、
どんな風だろう。


優しくて、はずかしがり屋で、
才能と愛にあふれるたなかようこ会のみんなが、
とてもとても愛おしいので、

またおいしいものを作らなくっちゃ、
と思う。

たくさんのおいしいものと、
たくさんの笑顔に、あふれますように。


いもうとようちゃん、
お誕生日おめでとう。

たなかようこの会のみなさん、
ありがとう。

大好き!

2013年5月24日金曜日

みこりん食堂ぱんの日 5月25日のお献立

今日も暑くて真夏のよう。

陽にあたると、ちょっとだるくなるのは、
なんでなんだろう?

プールとか、海のあとみたいな。

そんな時は、冷たいビールとサンドイッチ!笑

明日はPieni kuppeさんが食パン、イングリッシュマフィンを
焼いて下さいます。

コールスローとハニーマスタードチキンのサンドイッチ、
自家製ツナ(タイムとローズマリーの風味)と
キャロットラペのサンドイッチ、
あとは、ツナメルト。

そして、手作りパテのサンドイッチも少しあります。

スープはカボチャとクミンのポタージュを。

デザートには、Pieni kuppeさんによる
レモンパイ!!わぁいっ。

お裾分けに、スコーンと前回大好評だった、
くるみといちじくのパンも準備して下さるそう。

ぱんの数には限りがありますので、
早めのご来店をおすすめします。

また明日。


みこりん食堂
営業時間:12:00-19:00
住所:武蔵野市吉祥寺本町1-25-21
電話:0422-20-2166

おおきなきがほしい。


小さい頃夢中で読んだ絵本のタイトルだ。

おおきなきが家の庭にあって、
その木の上に小さなお家をつくって、
ホットケーキを焼いたり、
小鳥と話したり、
遠くの街をみたりするお話。

おおきなきがあったらいいなぁ。
おおきなきがあったら。


と何度も考えた。


日曜日、Event Festival Tokyo 2013 の
ランチとアフターパーティのケータリングを
何組かのケータラーさんと一緒に担当させて頂く。

これまで自分たちがやらせて頂いたケータリングの
規模としては、一番大きくて。

はぁ、わたしは今、
とてもおおきなれいぞうこがほしい。

おおきなれいぞうこがあったら、
ゆとりの順序で仕込みができるし、
保存食をたくさん作っても、
ワインをたくさん買っても、
余裕でストックしておける。

あんなものも、こんなものも
たくさん作っておけるのだ。



小さな冷蔵庫に余白を作るべく、
頂いたチーズケーキを
大急ぎで食べる午後。

準備しなくてはいけないことはたくさん。

おおきなれいぞうこの夢に、
ぼんやりしている場合では、ありません。笑

2013年5月22日水曜日

保存食を作ること。


らっきょうの季節。

スーパーにらっきょうが並ぶと、
ちょっとそわそわして、
寝ても覚めても、
らっきょうを漬けなくちゃ、という
思いに駆られる。

いつの間にかその季節ははじまって、
なんのお知らせもなくスーパーから
消えてしまい、また会えるのは、
一年も先のこと。


だから、
らっきょうの季節がやってくると、
あれから一年たったのだなぁ、と
思ったりして。

去年のあの頃も、こうしてらっきょうの皮をむいていたな、
なんて思いながら、

去年のらっきょうから、
今年のらっきょうまでの一年を、
ちょっと振り返ってみたりする。笑


保存食というのは、
おしなべて少し手間がかかるから、

時間がたっぷりとあって、
気持ちにゆとりがある時でないと
なかなか出来ない。

だから、ジャムも、梅も、シロップも、
それを作っている時は、いつも
とても贅沢で幸せな時間だ。

瓶の中に、その幸せな時間を一緒に詰めて
いるのかもしれない、
なんて思ったりする。笑



今年のらっきょうはおいしくできるかな。

おいしいカレーを作ろう。
タルタルソースにも入れたりしよう。

瓶の蓋を開けたなら、
今日の幸せを思い出すだろうか。


2013年5月17日金曜日

トーキョーについて TOKYO⇄EDO4 。


今回で、第4回目を迎える
立川志の春さんとの落語会TOKYO⇄EDO。
(http://www.3331.jp/schedule/001974.html)

トーキョー・トゥー・エド・トゥー・トーキョー

と読む。

東京の毎日、
東京に暮らす私たちの毎日。

江戸の毎日、
江戸に暮らす人々の毎日。


初めて落語を聞いた時、
東京と江戸の人々の暮らしが、
一瞬のうちに交錯して、
近くてとても遠い旅へ連れて行ってくれた。

その感動は、
今も変わらない。


「東京」もしくは「トーキョー」
という言葉が持つ意味合いや、
その言葉のイメージや背景。

みたいなものは、

音楽家の曽我部恵一くんからとても影響を受けていて、


多感だった頃、
(今でも十分に多感な頃のような感じもするけれど、笑)

呼吸するみたいに彼の音楽と暮らしていた。

誰にでもそういう時期や音楽があるように。


この落語会を企画しようと考えて、
会のタイトルを決めて、
「東京/トーキョー」にしようと思った時に、
コピーライトは曽我部くんが持っているような気がして、

毎回、落語会のチラシを、
彼の持つお店であるところの
CITY COUNTRY CITYに置かせて頂こうと思った。

敬意を表して。感謝を込めて。


お昼過ぎ、CCCに行ったら、
わいわいとお客さんがいて、
ちょっとワイルドな音楽がかかっていて、

けれど、
今日から始めたというジェノベーゼの
初夏みたいなパスタを食べていたら、
少しずつ静かになって、

Lantern Paradeの「夏の一部始終」
という名前の、とてもきれいな音楽に、

シルバーを拭くかちゃかちゃとした小さな音、

傾き始めたきらきらの陽射し。

ちょっとだけ頼りない気持ち。


CCCの夕暮れ時は、
ずっとずっとそこにいられそうな位
気持ちがよい。


大きな窓から見えていたのは

トーキョーの空だった。



みこりん食堂 5月18日のお献立


明日のみこりん食堂は、
毎年恒例の「長野の山菜の天ぷら定食」です。

今年も、父が、大事なひみつのスポットから
採ってきてくれた天然の山菜。

たらの芽、こしあぶら、こごみの3種類を
天ぷらにして。

天つゆではなくて、お醤油かお塩で食べるのが
とってもおいしいのです。



姉妹も小さかった頃は、
週末のお遊びに、父の山菜ハンティングに
連れられて行ったものでした。

山育ちの父は、
平地よりも早いスピードで、
あっという間に私たちの前から山の奥へと
姿を消してしまいます。

置き去りにされた山の手前あたりをぶらぶらしながら、
母と妹と「お父さんが帰ってこなかったらどうしよう」
ごっこをよくしたものです。

最初は遊びだった「お父さんが帰ってこない」も、
父の歩く音さえ聞こえなくなった山の中では
しばしば本当に帰ってこないように思えて、
不安な気持ちでいると、

想像と全く違った方向から
父が軽快に歩く足音が聞こえたかと思うと、
袋いっぱいの山菜と満足そうな父の顔が
木の間からひょっこりと現れて、

心底ほっとしたのを、今でも、
昨日のことのように覚えています。


今日、お礼の電話を父にすると
「みんなで分けておいしく食べてね」とのこと。

母によれば、この一週間、
金曜日に一番おいしい状態で山菜を届けることで、
父の頭はいっぱいだったそう。笑

いつもお世話になっているみなさんへ、
父からの年に一度のお礼です。


お腹を空かせていらして下さい。


みこりん食堂
営業時間:12:00-19:00
住所:吉祥寺本町1-25-21
電話:0422-20-2166





2013年5月10日金曜日

みこりん食堂 5月11日のお献立

なんだか、曇ってきましたね。
週末は雨になるのかしら。

さて、今週は、

鰯の酢〆の定食と
久しぶりの
唐揚げ定食。

鰯の酢〆は、まき家の母の味。
定番のごはんのおかずでした。

お酢で〆た鰯をお醤油に少しつけて、
ほかほかの白いごはんと一緒に食べる。
必ず、なぜかわかめが添えられていた気がします。

そのお家独特の、このメインには、
このおかず、という決まりってありますよね。笑

唐揚げも、明日は母の得意の味付け、
をリスペクトして作ってみようと思います。

おかずは他に、
香川土産の新たまねぎのおかか和え、
白瓜としその浅漬け、
たまご焼き
小豆島土産のきくらげの佃煮。

おみそ汁とほかほか白ごはんで、
お待ちしています。

デザートに白玉に冷たいゆであずきを添えたもの、
も考えています。


さて、今日はこれからNYで居候をさせて頂いていた、
Book mateと久しぶりの再会です。

みなさんも素敵な金曜日のよるを。

またあした。


みこりん食堂
営業時間:12:00−19:00
住所:武蔵野市吉祥寺本町1-25-21
電話:0422-20-2166

2013年5月9日木曜日

early summer


とても久しぶりにコーラを飲んだら、
夏の味がした。



early summer

という言葉が連れてくるもの。


小粒のいちご。
きみどりいろのグリーンピース。
鰹のたたき。

コールスローのサンドイッチ。

買い置きの炭酸水
買い置きの発泡酒。

新しいワンピース。
新しいサンダル。
もしくは、スリッポン。

ピクニック。

キャンプの妄想。

海辺のパーティを紹介する
海外の雑誌。


ベランダに揺れる、
冬用の毛布。

リネンのクッションカバー。


午後の風が誘うお昼寝。

毎日がこんなお天気だったらいいのにな。

という夢見がちな夢。


early summer 。

レモンの入ったコーラ。

少し切ない夕暮れ。







2013年5月7日火曜日

旅の思い出。


GWにおやすみを頂戴して、
香川を旅行してきました。

香川と言ったら、そう!
讃岐うどんです。

旅の間中、寝ても覚めても、
うどん、うどん。

瀬戸内の島と島をつなぐフェリーの中でも、
朝七時の朝ご飯にも、
小腹がすいたおやつにだって。

ひとつ食べると、もっともっと食べたくなる。
お腹よ、いっぱいにならないで。



そんなうどんツアーのなか、
こころを奪われたのが「お揚げ」さん。


セルフ方式のおうどん屋さんのレーンを進むと、
おでんや天ぷらや、揚げ物と並んで、
おつゆがだくだくのバットに、
三角になったしみしみのお揚げがこんもりと。

トングでつまみ上げて、
かけうどんにふわっとかぶせる。

はぁ。

東京で食べるお揚げよりも厚みと重みがあって、
しっかりとお豆腐の味がする。
いりこのお出汁でちょっと甘めの味付け。

もう、おいしいのです。笑


スーパーマーケットに偵察に行くと、
香川のお揚げさんは真四角が基本形のよう。

おみやげに買って、さっそく炊いてみました。

油抜きをしている間も
大豆のいい匂いがして。

はぁ、おみやげのおうどんも、
さっそく茹でようかな。ふふふっ。


2013年4月26日金曜日

みこりん食堂ぱんの日 4月27日のお献立


明日から私の大好きなpienikuppeさんとはじめる、
月に一度の「ぱんの日」。

pienikuppeの中野さんがテーマを設けてパンを焼き、
それに合わせて私がお料理を作る、というもの。

第一回のテーマは France!
フランスパン、チーズのパン、
くるみといちじくのぱん、を焼いて下さるそう。

私はチキンと鱈を準備したので、
どちらもカリッと焼いて、
フリカッセのようなマッシュルームクリームソースと
ふきのとうのジェノベーゼ風ソースから
選んで頂こうかな。

新ジャガのグリルとラタトゥイユを添えて。
出来たらスープも準備します。

お好きなぱんをお選び下さい。


pienikuppeさんは他にバナナのデニッシュと、
デザートにクレームダンジュを準備して
下さる予定だそうです。


昔から大好きなお菓子とパンを作る中野さんと
ご一緒できて、本当に幸せ。

みんなにもおいしいパンの幸せを
味わって頂けるといいな。

お腹をすかせていらして下さいね。


尚、5月のぱんの日は25日を予定しています。

みこりん食堂
営業時間:12:00-19:00
住所:武蔵野市吉祥寺本町1-25-21
電話:0422-20-2166



Bon voyage!



今日はお引っ越しをするお友達を囲んで。


わずか、半年前には見ず知らずだった5人が、
これまでのように、といった柔らかな空気のなかで、
泡の粒がきれいなグラスをコチンと傾けている。


昨晩参加させて頂いた「ケータリングバトル」
というイベントで、私たちのチームは優勝に選んで頂いた。
今日のお昼のメンバーと少し重なる彼らとも、
半年前には見ず知らずの人々だった。

睡眠不足と
祝杯による軽い二日酔いと、
優勝や、みんなからのおめでとうで幸せな
ぼんやり。



おいしいものだけでお腹をいっぱいにして、
優しくて楽しい言葉だけをおしゃべりした帰り道、

小さな鞄を持って、ぺたんこの靴で
どの駅からも遠いそのレストランから駅へ向かって
初夏みたいなあたたかな風に吹かれながら、
白っぽい青がきれいなお天気だった。


こうやって、出会って、別れて、を
なんとなくの毎日の中で繰り返していくんだな。

と、人生で何度も思う例のやつを、
何度目だろうかに思って、

けれど、あまり悲しくならなかったのは、

多分十分に、出来る限りの優しさを
伝え合っているからなのかもね、
と思ったりした。


Bon voyage!!

たくさんの優しいものを交換したね。

2013年4月19日金曜日

みこりん食堂 4月20日のお献立

急に寒くなりましたね。
冬みたい。

週末もお天気はこのまま冬の様子。
雨も降るかもしれないみたいです。

寒い日には、
豚汁。

久しぶりに豚汁とおむすび定食を
しようと思います。

いろいろな具を準備して、
ごはんも沢山炊いて。
おむすび沢山握ります。

つけ合わせに
セグロ鰯の小さな梅煮と、
たまご焼き、
あとは野菜の何かおいしいもの、
を準備しようかな。

都合により、明日は17時30頃に
閉店の予定ですので、
お早めにお出かけ下さい。

みなさん、
お風邪など、召されませんように。
あたたかくして週末の始まりを
楽しんで下さい。

また明日。


みこりん食堂
営業時間:12:00−17:30
住所:武蔵野市吉祥寺本町1-25-21
電話:0422-20-2166

2013年4月12日金曜日

みこりん食堂 4月13日のお献立

気持ちのよい夕暮れ。
ラズベリーのジェラートを、
ぱくりっ、としたくなる。笑


今日はお魚屋さんにおいしそうな鰆をみつけました。
春の旬。

これからおみそに漬けて、
鰆のみそ漬けの定食にしようと思います。

お肉は、久しぶりのハンバーグ定食。

つけあわせは
春キャベツのマカロニ入りのコールスロー
新ジャガの揚げ煮
キュウリの塩麹和え
たまご焼き

小松菜のおみそ汁。
ごはんはおかわり自由です。

デザートはいちごのムースを
準備します。


最近、食堂はお酒を飲めるの?と
聞かれることがあります。

ビールも、ワインも、
ジントニックもできます。


お天気のよい休日の
お昼間に飲むジントニックは
私が思うベストジントニックシチュエーション。
村上春樹の新刊を片手にしたい。笑


みこりん食堂はごはんもお茶も
お昼間飲みも、おしゃべりも。


みこりん食堂
営業時間:12:00−19:00
住所:武蔵野市吉祥寺本町1-25-21
電話:0422-20-2166



2013年4月11日木曜日

退屈な餃子。


東京の餃子は
なんだか退屈、

だと思った。


と、私の横に座る音楽家は言った。


日曜日にお手伝いをさせてもらうライブの
練習を二人で終えて、ビールを飲みながら、
偶然餃子の話をしていた。


私の大好きな音楽を奏でる彼は、
餃子を語らせてさえも、
詩にしてしまう。


宇都宮生まれの彼にとって、
宇都宮の人々にとって、
餃子の存在は、東京でのそれとは違う。

安くて、おいしくて、
もっともっと身近で、
生活の中に一緒にあるような存在、らしい。


東京に出てきた頃、
東京の餃子は退屈だなぁ、と思った。

と彼は言って、


私は、とても素敵なフレーズだな、と思った。


彼の音楽は、彼そのものを聴いているような、
優しくて、楽しくて、少し切ない、
遠い異国の物語の世界のようだ、と
私はいつも思う。

練習をしていると、
いつだって夢見ごこちだ。


日曜日、
私のたっぷりともたつきがちな16ビートは、
はたして、彼の世界の楽隊の一員として、
ちゃんとやれるのかしら。笑

とても心配だけれども、
ご一緒させて頂けるのは、
とてもとても光栄で、
とても幸せだ。


ライブが終わったら、みんなでまた楽しいビールを飲もう。
そして、詩のようなフレーズの話をしよう。

2013年4月10日水曜日

ポケットにシウマイ。


今週から、週に一度横浜に行く用事ができました。

横浜と言ったら、崎陽軒。

用事を終えた帰り道、
お土産を買おうと横浜駅の崎陽軒売店に。

どれにしようかな、と考えていると、
ひときわ小さな箱があって。

その名も「ポケットシウマイ」。


「お腹がすいたな」と言ったなら
「あ、シウマイがあるよ」。

とポケットからシウマイが出てきたら。

素敵。笑


お皿に乗せるより、
赤い箱に入ったままの方がおいしそうな気がするのは、
なぜかしら。


2013年4月5日金曜日

みこりん食堂 4月6日のお献立


今日はとってもいいお天気。

洗濯機を二回まわして、
いろんなものを洗いました。

春先のお洗濯って、大好きです。


一転、
明日は曇りから雨になるそうです。
土曜日の雨は、困ります。笑

明日は、
カレイのお煮付けの定食と
豚のしょうが焼き定食。

炊きたての白いごはんにぴったり!
たくさんおかわりして下さい。

おいしそうな新たけのこを見つけたので、
これから灰汁抜きをして、
すりごまのたっぷり入ったおみそ汁に
しようと思います。

つけ合わせは、
れんこんのきんぴら、
かぼちゃのサラダ、
ほうれん草のごまよごし。

先週みんなの胸をときめかせた
いちごのムースも準備します。

お茶だけでも、
昼間のビールも、大歓迎。

おしゃべりしに、
のんびりしに、
お立ち寄り下さい。


みこりん食堂
営業時間:12:00−19:00
住所:武蔵野市吉祥寺本町1-25-21
電話:0422-20-2166

卒業をする。


昨日、半年間通った学校を修了しまして。
晴れて、フードビジネス・コーディーネーター、
なるお免状を頂戴しました。

いろんな世代の人が集まる、
いろんなバックグラウンドの、
いろんな才能を持ったクラスメイトとの
毎日のいろいろ、みたいなのは、
とってもあっという間の感じがしました。


これからはじまる新しいこと全部が、
とっても楽しみな気持ちになる、
快晴の一日。

今日からまた、新しい一歩。
ぐんぐんと進んでゆくのだ。



最後まで通うことができたのは、
優しくてチャーミングなクラスのみんなのおかげでした。


大好きなみんなの幸せを心から祈っています。

また、どこかで会えるね。
ありがとう。


みんなへのお礼とお祝いにプレゼントしたクッキーは、
おりぼんを結ぶのにてんてこまいした。
不器用。笑

2013年3月29日金曜日

みこりん食堂 3月30日のお献立

今年の春は、
おおいそぎで行ってしまいそう。
桜が、もう散り始めている。

明日のみこりん食堂は、
春を想った優しい定食にしよう。

鯛の炊き込みごはんをメインに。

鶏のつくねに、長野から届いたふきのとうを入れて。
新じゃがの煮っころがし。
オクラのごまよごし。
たまご焼き。

おみそ汁にしようか、
お吸い物にしようか、
悩みどころですね。

ううん。

それから、先日のケータリングで
大好評だった、いちごのムースを
デザートに準備しようと思います。


お茶をしに、
ビールを飲みに、
ごはんを食べに。

土曜日を楽しみに、
お立ち寄り下さい。


みこりん食堂
営業時間:12:00−19:00
住所:武蔵野市吉祥寺本町1-25-21
電話:0422-20-2166

2013年3月25日月曜日

東京STANDARDSに寄せて。


3月20日(祝・水)に吉祥寺「カイ燗」さんの主催で
行われた、純米燗酒のイベント、東京STANDARDS。

様々な蔵元さんが日本各地から集まって、
直接お燗をつけて下さる、という大人の遊び。
当日使うお猪口は今回のオリジナルで、
お風呂に浸かった女の子。
ライブもあって。
という、とても素敵な企画。


落語会での出張お燗番をはじめ、
いつもとてもお世話になっていて、
感謝の気持ちを込めて、ちょっとお手伝いに。


よく晴れて、日差しがきれいな、
少し風の強い一日。

道の上に、少しはみ出して設置された受付で
ふわんふわんとやってくるお客さんを
受付けていました。


飲食店の方が、お勉強を兼ねて、
常連のお客様がお祭りの気分で、

夜にしかお会いすることがない方達が
お昼間にちょっとわくわくとしながら
三々五々集まる風景はキレイな映画のようでした。


人いきれの会場から、
一服しに外に出てくるみなさんの、
お顔がどんどんと緩んで行くのを拝見しているのも、
とっても幸せな光景でした。

会場の中は、
きっと今頃盛り上がっているのだろうな、
なんて思いながら

受付で風に吹かれて、
あまりの良いお天気に、
缶に入ったレモンサワーを飲んだり、
ぺこぺこのお腹にフライドポテトと
フィレオフィッシュを
流し込んだり。



夜になって、
打ち上げ会場の、人がたくさんで、
お外の席に座りながらビールを飲んだりして。


「僕たちの毎日は、こんな風に、
笑ったり、悲しかったり、
強かったり、おどけたり、
愛したり。

そして、
とても楽しい。」

と、やんちゃで、繊細な男の子達が、
大集結して、にこにこと笑っているような気がした。
そんな一日でした。


朝からずっと風に吹かれて、
答えは風の中にあるんじゃないか、と
思ったりした。

生まれ変わったら、
男の子もいいのかも。

なんて。














夕方、恋に落ちていたことを知ったので。





先週末、とてもお世話になっている先生の、
ご退職の会に呼んでいただき、
出張お料理をしてきました。

久しぶりにお会いする、かつての仲間たちは、
変わらずとても朗らかで、暖かく、強くて、
胸がきゅっとなりました。

彼女たちが、長く同じ場所で、
ひとつのことに専心している間、
私は場所も気持ちも、とてもいろんな所を
旅してきたようでした。


その日、桜色の夕暮れに、小さなお台所で、
黙々と準備をしながら、ふと、
こうやってずっと、
お料理をしていくんだなぁ、と
なんとなく思えて、
その感じは、
とてもとても幸せな感じがしました。


それは、
もう一生この人しか好きにならなくて
いいんだな、と思ってしまうような恋、
もしくは、一生の誓いの幸せ、
みたいなものに似ているのかもしれないな、

と思ったりもしたのです。


翌朝、
起きると右腕が休息を渇望しており、
食堂のためにカニのベシャメルを作らなければいけなくて、
早速、一生の誓いの大変さを目の当たりにしたけれど、笑

なんだかそれさえも幸せなような気がして。