2013年1月8日火曜日

駅伝に想う。


あけましておめでとうございます。
みなさん、お正月はどのように過ごされましたか?

実家に帰ると、お料理上手の母がいるので、
私はまったくお料理をしなくなります。

さらに、寒いのがとてもとても苦手で、大体調子を崩すので、
おこたつに入って、お昼寝を繰り返すのが
お正月の私の役割。笑


父は、お酒を呑みながらテレビで駅伝を見るのが習慣で、
今年はそれに、母と妹も参加して駅伝観戦をしていました。

お昼寝の寝ぼけた頭でぼんやりと、
繋がれて行くたすきや、それに乗せられた思いや、
それを必死で運んでいく人々を見ていました。



何もかも手作りの食卓や、
父の嬉しそうな乾杯の声、
みんなで出かけた旅行の話、
ずいぶん前の私たち姉妹の写真、
お昼寝の間にそっと掛けられた毛布、
隣の寝室から聴こえる両親の楽しそうなおしゃべり。


たくさんの愛と笑いに溢れた毎日を、
父と母が、こつこつと、止まることなく、とても一生懸命に、
たすきのようなものにのせて託してくれたような気がしました。


おこたつの中で、ぬくぬくとしながら、
母と妹の大歓声に起こされて、
そんなことを思ったのでした。

いつか、わたしが手にしたたすきを
誰かに渡すことができるのかしら。

それはちょっとよく分からないけれど。

いつかそんな日がきたら、
それはきっと、とても幸せなことでしょう。



はしりだす。

とてもとてもたいせつなたすきをもって。


2013年も、どうぞごひいきに。

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